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休業のワケ

休業してずいぶん経った。
筆が進まないのにはワケがある。

原稿に向かうと、
どうにも胸が悪くなってしまうのである。

登場人物は、もちろん仮名だが実在の人々だ。
繁子は、肥満した中年で、
私はいっこうに抱く気にならないのだが、
自分ではセクシーだと思っており、
それに籠絡される男どもがいることも事実だ。

それが、現夫の隆、前夫の青山、藤田である。
繁子を含めどの輩も気持ちが悪い人々だ。
外見だけでなく、人柄も気色が悪い。

そんなワケでこのシリーズは更新が途絶えている。


はみ出た尻肉

「藤田さん、今夜は評判のイタリアンがいいな」
繁子は少し腰のあたりをひねり藤田におねだりした。
まだ就業時間中で周囲には同僚の目もある。

繁子は、そんなことはおかまい無しだし、
藤田にいたっては、
繁子のブルンとふるえた腰肉に目が釘付けだ。
その日の繁子は、ピチピチのパンツルック。
パンティーのラインが浮き上がり、
その下部からは尻肉がはみ出しているのが見える。

『し、繁子さん、この中はどうなってるのかな?
 もう濡れちゃってるかな?な、舐めたいな』

藤田は、心の中で言った。
同時に俄かに血液が股間に集まりだしているのを感じた。
少し脈も上がってきているようだ。

「ねぇ、ねぇったら」

藤田は繁子の声で我に返った。

「そ、そうしましょう。い、イタリアン行きましょう」


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藤田との関係

繁子の姦通は、なにも前夫の青山だけに限ったことではない。
現在の夫である隆は経済力があり、
繁子もまんまと社長夫人の椅子を手に入れたのだが、
性的にはまったく満足していない。
それでも繁子が、平気でいられるのは、
学校の男性スタッフほとんどと関係を持てるからだ。

教務主任の藤田とて例外ではない。
常にどもりながらしゃべり、
その口からは悪臭がただよう52歳。
妻と娘が一人いるが、
家ではすっかり邪魔者扱いである。

藤田はIT関係の会社にいた。
繁子の親戚すじにあたる佐奈子の上司だった。
繁子は、隆の建機会社に勤める前に、
その伝手を使ってそこでパートをしたことがあった。
これが出会いである。

当時から、家で孤独だった藤田は、
仕事帰りに佐奈子や繁子を伴ってよく食事に出かけた。
やがて繁子と2人きりでも会うようになった。
繁子にも家庭はあったが、
そこそこの食事をタダで楽しめることは、
藤田の酷い口臭を差し引いても十分魅力的だったのだ。


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お仕置き

校庭の一角に隆のガレージはある。
今まさに隆の高級外車が電動扉を開け
そこに滑り込むところであった。
隆が車を降りると、藤田が独楽鼠のように
鍵を受け取りガレージの扉を閉めようと素早く動いた。

「おかえりなさい」

繁子は満面の笑みで出迎えた。

「ただいま。おや青山さんもいらしてましたか」
「は、はい。ちょうど帰るところでしたが・・・」
「お疲れ様です」

青山は、隆から繁子を寝取ったことに満足しながら
でもそれを出さないように注意しながら挨拶した。
青山が、寝取られたのは実は自分であること・・・
それがわからないという間抜けであることは言うまでもない。

「では、失礼します。社長」

青山は、いまだに少しだけ充血した下半身に
果てしない充実感をおぼえ去っていった。

「あなた、早かったのね」
「うん、つまんない会だから帰ってきちゃった」
「あら~、やっぱり建築業界の会合だものね」

隆は、自分の気持ちをわかってくれる繁子に感動し
たまらず手を握って歩き出した。
一方の繁子は、青山の放出した液体の生臭い匂いが
隆に届きはしないか少し心配であったが、
毎回満足させてくれない夫に対し、
『これはダメなあなたへのお仕置きよ・・・』
そう居直ってもみたのである。



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卑屈な奴隷

すでに青山がネクタイを締めるところまで
身支度が進んでいるのを満足げに確認すると
貴婦人然として藤田に応えた。

「藤田先生、どうしたの?」
「ミセス、ミスターがお戻りです」

繁子は激しい狼狽を隠して言った。

「そ、そうなの。青山さんとお迎えに出るわ」
「わ、わかりました!」

藤田が慌てて職員室を出て行くのが聞こえた。

「ちょっと!机の上、直して!」

すっかり支配者に戻った繁子は青山に命令した。
青山は急いで電話やパソコンを直しながら、
こぼれた精液や繁子の愛液を拭き取ることも忘れなかった。
繁子はその様子を見て大いに満足した。

「さっ行くわよ。あんたは挨拶したら帰るのよ」
「わかってるさ」

さっきまでの支配者は、
卑屈な奴隷の顔に戻っていた。



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